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<活動記録>コミュニケーションセミナーを開催しました!

基金訓練で実際に指導しているワークガイダンス講習の、数項目の要点をまとめた
体験型のゲーム形式ワークショップを3月3日(土)・10日(土)の2回連続講座として、
熊本市流通情報会館で開催いたしました。
コミュニケーションセミナー_タイトル.jpg

講師は八代でパソコン教室と職業訓練をされている野村雅美氏です。
コミュニケーションとは「意味と感情のやり取りであり、情報を伝達するだけではない。」
との話からスタートしました。

第1回目では「情報伝達ゲーム」と「ブレインストーミング」の2種類でした。
重要なポイントは「聴く力」です。相手の状況を知る必要がありますし、
おれがおれがでは成り立たないので、聞き上手になることです。
伝える側も自分の知っている情報だけで物事を伝えようとしたり、
自分の情報が正しいと思っていると伝わらないとのことです。
お互い共有できる感覚を見つけることがポイントです。


コミュニケーションセミナー①.JPG
セミナー開始です。まずは「コミュニケーションとは?」という講義です。
社会で求められる条件はコミュニケーションと回答する企業が多数のようです。


コミュニケーションセミナー②.jpg
講義の後はタイトルどおりゲームです。
背中合わせに座り、言葉で指示された図形を伝え、どこまで正確に書けるかというものです。
大きさや位置がずれていたりと伝わらないものです。

コミュニケーションセミナー③.JPG
指示された図形を伝える側が模写しています。
本来は模写でなく言葉でメモを取り伝えるそうで、正確に伝えるためにもどれだけ
情報を咀嚼するかもポイントです。


コミュニケーションセミナー④.jpg
正解はこのような図形です。なお聞く側が伝える側に質問するのはOKです。
この相互のやり取りこそが大事なコミュニケーションです。

コミュニケーションセミナー⑤.jpg
次のゲームは「ブレインストーミング」。
まず1人でお題に対し考え、次にグループで意見を出し合います。
お題は「コップの使い方」です。もちろん出た意見に対し、批判は厳禁です。


コミュニケーションセミナー⑥.jpg
1人では数個しかなかった意見がグループだとどんどん出てきます。
1グループあたり20個の意見を出し合います。

コミュニケーションセミナー⑦.jpg
他のチームと同じ意見がないかチェックします。
同じものは削除し、新しいものを考えますが、グループだと意見が出るんですね。


第2回目は前回の「おれがおれがをやめて聞き上手になろう」というところから、
「聴く力」についてゲームを行いました。
「一方的なコミュニケーション」と「コミュニケーションゲーム」です。

内容は聞く側に「聞く姿勢」を変えてもらい、課題を解きながらの「ながら聞き」、
携帯を触る・話の腰を折るなど「聞かない態度」、積極的に聞こうとする「聞く態度」の
状態でどう感じたかを話し合うものです。
「ながら聞き」と「聞かない態度」はゲームでは「相手に悪い、心苦しい」という
意見でしたが、実際の職場では仕事が優先されがちで、気付かないでやっているため、
そこを意識して「聞く姿勢」を取ることが重要です。
また、聞く意識を持つことで自然に相手に体を向けるようになってきます。

次のゲームはメモの交換のみで指定されたメンバーとやりとりし、カードを交換して、
グループメンバー全員がカードを揃えるものです。
小規模な会社に見立てたもので、最初はグループリーダーのみが目的を知っており、
情報共有のために各自が自発的にコミュニケーションを取らなければなかなか
終わりません。
目的がわからない人や自分の役目を終えた人、指示を出す人も間違っていないか
確認し合うために、自らがコミュニケーションを取ることの必要性を学びました。
こちらでも周りの状況を知ろうとする努力=「聴く力」が重要となります。


コミュニケーションセミナー⑧.JPG
「ながら聞き」、「聞かない態度」は話す側も会話が続きません。
ゲームを通じ、聞く側も「聞く姿勢」を取ることの重要性を学びました。


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コミュニケーションゲームでは積極的な報連相が必要になります。
全体が一丸となってゴールを目指すために共通認識が必要なことは実社会でも
同じではないでしょうか。


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カスタマエンジニアであった野村先生の体験から
「専門職の方でもお客さんの要望を理解するためには「聴く力」が必要です。」


最後の講義では経営者、中間管理職、一般社員に必要な能力の話がありました。
「本質を見抜く能力」、「対人関係能力」、「仕事上の技能」があり、「対人関係能力」だけはどの層でも変わらずに必要であるということです。
また、話のテクニックに頼るのではなく、「聴く力」を上げて相手の気持ちを汲み取ることが良好なコミュニケーションに必要となります。

全2回のセミナーでしたが、参加者の皆さまにはゲーム形式で楽しみながら
「コミュニケーション」について体験していただくことができました。
「ゲームを通してなのでよく理解できた。自分の立場でどうすれば良いかわかった。」
「体感できたので身につくし、気付きも多く楽しく受講できた。」
「職業柄、疎かになりがちだが改めてコミュニケーションの大事さを痛感した。」
「意識はしていたが知識はなかったので大変参考になった。」
「今までおれがおれがだった。自分を変えるつもりで人の話を傾聴する努力をしたい。」
とのご意見をいただき、こちらとしてもとても嬉しく思います。

ご参加いただきました皆さま、ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
今回のセミナーが皆さまの一助となりましたら非常に幸いです。

2012年3月14日 11:01 | セミナー・イベント情報 | TOP